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藤崎翔さんがお笑い芸人から作家デビューを果たしたことへの祝辞

きわめて個人的な理由ですが、

藤崎翔さんがお笑い芸人から

作家デビューを果たしたことへの祝辞

を述べさせていただきたいです。

藤崎さん.jpg

なぜかというと、茨城出身だと

いうこともありますが、私自身

作家をいまだに目指したりしている

からです。


ところで、藤崎さんが横溝正史賞を

受賞したのは、今年の4月ですが、

なんで半年後にデビューなの?

という疑問がわきました。



どうやら受賞作の本が出版される

ことが、デビューということの

ようです。


最近の本の売れ行きは、よく

わかりませんが、ネットの普及で

採算をとるのは難しいのでしょうか。


出版社にとっては、大きな決意、

その後の作品への期待値への

判断など、いろいろありそうです。


冷静に考えると、電子ファイルの

方が安全なことはわかるのですが、

まさに、宇宙のようなネットの

データに埋もれてしまう不安も

またあります。


やはり、本は本としてあったほうが

いいなと思いますね。


藤崎さんはお笑い芸人を6年やり、

作家を目指して4年のため、

ニュースでは、苦節4年、といってますが、

なんだがこれも違和感あり、です。


昔は苦節10年があたり前で、

なんだか、それが評価(作品と関係なく)

の一つになっていた気がします。


苦節4年なんて、書く必要もないと

思うのですが、お笑い6年と

4年で、結局10年って気もします。

ところで、藤崎さんが風呂場を仕事場に

しているということを知り、驚いて

おります。


変わった仕事場として、

よくあるのは、キッチンなんですけど、

私が思いつくのは、ファーブル昆虫記で

有名はファーブルは台所が執筆場

でした。

また、マルキ・ド・サドは刑務所でした。


藤崎さんは、家賃4万5千円の

アパート(東京だと安アパートといっていい)

に住んで、電気代を節約するために、

風呂場にひざぐらいまで水をはり、

広告紙に書いたとのこと。


かなりユニークですね。


ところでパソコンは考えなかったのでしょうか。

芸人をあきらめたときに、紙とペンだけで

できる仕事という基準で探したそうですが。


私はこの情報過多の時代に、

このような決意をされて、ぶれなかったところが

すばらしいと考えています。


そして、それが受賞、デビューとつながったのだと

思います。


藤崎さんの作品、「神様の裏の顔」は、

神様のように慕われていた老人

(といっても68歳なのでいまどき老人かとも

思いますが、これは藤崎さんがまだ20代

だからやむを得ません)

の通夜にあつまった人たちが、

雨夜の品定めならぬ、故人に本当に

世話になった話を次々と本心から

するなかで、その故人が実は

かような聖人君子でない驚きの

事実が次々とでてくるという、

なんか、わくわくするような話です。


藤崎さんの将来ですが、

「どんな手を使っても人を楽しませるような存在」

「固定した芸風じゃなく、次に何をしてくるか

わからないようなヤツになりたいですね」

とおっしゃっています。


「芸風」といっているあたり、

おそらく藤崎さんは作家としての転職という

意識ではないのでしょうね。


とにかく、将来に期待!

いい仕事をしてください!

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