台風の良いこと！台風２７号の接近、異常気象のことなど

２０１３年１０月１６日の朝、首都圏は台風２６号が通勤時間を直撃して大変でしたね。

今回の台風は、あたかも映画の封切りのように前評判もかなりあり、３連休明けの前日には、多くの企業がイベントを中止したり延期したりしました。

これまでにない大きさの台風とのこと。

最近、この「これまでにない」とか「これまで経験したことのない」とか、すごく多くありませんか？

その前の３連休は真夏日の更新がありました。

そして台風２６号は、その雨量の記録を各地で更新しました。

で、いったい何がいいたいか、自分でもよくわかってないのですが、人とはちょっと違うことをいいたいので、そもそも台風ってそんなにわるものなの？なにかいいとこないの？ということについて書いてみます。

台風ですごく大きな被害、家屋の倒壊や崖崩れ、中には生命を奪われた方々もいらっしゃるので、不謹慎と思われるかもしれないですが、私、おっこちゃんは率直にいって、台風が好きです。

この記事を書くにあたって、いろいろみてみましたが、台風そのものを良くいっていることがほとんどありませんでした。これだけ悪くいわれるものも珍しいです。

でも、この台風、あるいは単に嵐でもいいですが、何か気持ちよくありませんか？

何かが終わって何かが始まるような。

台風一過とはよくいったものだと思います。

本当にすべてが洗いながされて、始めてみる街の風景がそこに現れます。

物事には一方的に１００％悪いことなどないというのが、おっこちゃんの信念でもあります。

では、良い点とは何でしょうか。私、おっこちゃんは情感をとても大切にします。

なので、特に横なぐりの雨や強い風の前で、知らない人同士が例え無言でも協力しあっている姿がすばらしいと思います。電車がとまったりして動く気配がなくても、非常に冷静に耐えています。

みんな口には出さなくても、ある種の連帯感を感じていて、それは台風が与えてくれたものです。

２年半前の震災でも同じ思いがありました。

以上は台風を通してみた日本で共に暮らす方々へのジーンとくるような愛情といってもいいと思います。

また台風ですが、風を起こして海に酸素を送り込み、命の糧とするという重要な役割を果たしているそうです。

台風の去ったあとの公園などを散歩すると、飛ばされた枝がたくさん落ちてますね。もちろん若木もなかにはあるでしょうが、多くは弱い枝や古い枝が、ちょうど散髪にいったときの切り落とした髪のように、不要なものを台風が、いささか暴力的ではありますが、きれいに整理してくれたという気がします。

南方の匂いのする暖かな風が、異国情緒をともなって、旅へのいざないのようにくる台風。

台風とは最近の言葉で、昔は野分（のわけ）といいました。詩的な表現ですね。

来る台風２７号にも十分な備えをしつつ、矢のごとく来ては去っていく台風を愛情をもって迎えたいと思っています。

だから、無用な外出はせず、じっとして台風一過の気持ちよい光を浴びたいと思います。

みなさんも、くれぐれも気をつけてください。あぶないことはせず、万一災害にあわれても、あわてず助け合って乗り切っていきましょう。

たわいのない話ですみませんでした。

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